
昨日大きく下げた日経平均ですが、昨晩(今朝)のアメリカ・メキシコ・カナダ間の会合で関税発動が後ろ倒しになった結果なのか、反発しています。
ただ、最近の日経はザラ場で弱く、午後から勢いを増して弱く、時間外で動くことが多いので油断がならないです。午後からは欧州勢がオモチャ(日本市場)をいじりに来るので…。午前中も、10時過ぎの中国市場のモメンタムは留意が必要だったりしますね。
相変わらず主体性皆無なマーケットです。
主体性を獲得するためには、マーケットの住民たる日本国民が株を長期保有するのが望ましいと思うんですけどね。
悲しいかな バブル経済が弾けて以降、日本国民には「投資=最後に大損する投機」みたいな印象が強くて、周りの人とも投資話ができないくらい 触れにくい話題な気がします。株で損した話は皆よくしますからね。
ただ、普通の人は、儲けた話は大騒ぎしないもんなんです。という一面も察する必要があろうかと思います。
そうしたアレルギーを払拭し、長期投資のインセンティブを国が明示したのが新NISAという制度だとボクは思ってるんですが、さりげなく周りに訊いてもあんまりやってる人がいない。(リタイア民でやってない人は絶無だと思いますけど)
話を戻して。日経が値を戻…してはないものの、上がったので、昨日のチョイ買いはプラスに寄与しました。もうしばらく様子を見ますがあまり時間を置かずに利確して済ますつもりです。遊びですから。昼食代一回分、映画一本分でもいいんです。それくらいの方が気持ちもいいですし。
それとは別に、2月は12月末までの決算発表が来ますので、その結果で下げた銘柄など物色しました。
かねがね気にしていたあおぞら銀行を+100株。
絶対今度の決算で下げると思っていて、案の定急落して評価損が出ていたので えいやで即買い。ただ、「そろりと」買うのが信条ですので+100株のみ。2284円でした。
ボクは基本、高配当のものしか関心がなくて、あおぞら銀もかつては高配当の代表銘柄でした。それが昨年2月の「まさかの無配」発表で大下げして、その際に恥ずかしながら狼狽えてしまい、全処分。少しばかり損をした悔しさがじっとり残ってます(…)。 なので、ずっと粘着ウォッチャーでした。去年の夏頃? に急落してた2335円で再びインして、その後戻したのでなかなかいいタイミングだったかなと思いつつ それでもどうせまた来年下げると踏んでそれ以上の追加はせず。
予想通りこのタイミングで下げたので、取得単価を下げる意味合いで追加しました。
ゾラ銀はちょっと他の国内銀行と性質が違ってて、アメリカでの不動産処理がうまく進まないと収益出せないんですよね。無配になるまでは逆にそのビジネスで収益出せてた訳ですが。米金利が上がってからは青息吐息の様相です。
それが、そろそろ米金利も下がってくるだろうから、とう観測が昨年のうちはありました。なので業績も配当・株価も戻してきそうだなという期待もあったんですが、トランプ政権&米経済の根強さから当面の金利下げペースは悪くなることが見込まれるようになって、こりゃ本格的な業績回復はまだ先になりそうだなという所感を抱いています。
だからこそ 何かの折に大きく下げた時はちょっとずつ追加でよかろうとの判断です。
基本取得単価を下げる買いしか入れないし、売るに売れない時でも配当は来ますので運用としては成立します。潰れるのが怖いですがまあ、そこがリスクでしょうか。まあそこは買う以上は受け容れで。
元々配当に回す方針が強い銀行ですので、長い目で見れば損にはならんだろう…との思惑です。
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ここ数年の試行錯誤で、日本株:アメリカ株:投信の比率が1:2:2くらい。アメリカ株は高配当ETFが主です。日本株は最近リートの割合を増していますがやはり高配当指向。
株でインカムゲインを、投信でキャピタルゲインを期待する方針です。投信は徐々にNISAに移行していってる感じですね。年間360万ずつ。
どこまでうまくいくかは分かりません。生暖かく生き様(死に様)を見守るのもよいかなと。