しまなみ海道はサイクリングロードも整備されているのでサイクリストには有名です。
自分も通勤にはもっぱら自転車を愛用していたツーキニスト。年齢の割には多少脚と心肺には自信があった…のですが。退職前の休暇も長かったし、こっちに来てからは寒くてあんまり自転車に乗らなかったりで、相当鈍ってます。もうダメレベルで(´・ω・`)。
しかしポストに投函されてた街の情報誌に「桜の名所」がいくつか紹介されてまして、しまなみ海道を少し渡った先の開山公園(ひらきやまこうえん)というのが桜1,000本の絶景スポットらしい…とあり、これは脚がまだ動くうちに行っておかねばなるまいと決意しました。
が、いきなり往復で40〜50kmというのも不安だし、土地勘もないので所要時間や休憩ポイントの勘所も掴みにくい。
そもそもあのしまなみ海道の高い橋にどうやってインしたらいいのかも分かりませんでした。
…なので、まずは海道の入り口まで行ってみよう! と、ググって確認したのが表題の「糸山公園」です。自動車なら今治北ICから橋に乗りますが、原付や自転車はこの公園内を通ってから専用の自転車道へと入るようになっています。
今回は海道入りするのはやめておいて、直進して糸山公園の展望台を目指しました。ここまでで片道6km程度、自転車で30分弱でしたか。途中から山を登っていくコースになるので、やはり鈍った脚だと大変です('A`;)。でも交通量もさほどでもないしルートはブルーラインで示されているので迷うようなこともなく。出入りに関しては目処が立ちました。橋に乗るためにはさらに細くループした道をぐるぐると回って上らないといけません。それはそれで楽しそうではあります(…そうかな?)
展望台からの景色は…率直に言って「最高」でした。
冬から春へという季節で、ちょっとコントラスト弱めの、夕方前の来島海峡大橋です。
展望台からは大パノラマでこの橋と周辺の島々がうかがえます。行き交う船も多い!
テンション上がりましたね。今治に来てからこっち方面に足を伸ばしたこともなく、正直「なんもない街やな(´・ω・`)」という印象が強かったのですが、自転車で少し行けばこれがあるのはすごい。せっかく近くに居るのだから、今後は四季折々、いろんな時間帯で眺めたいと思います。
今治市中心方面はこの向こう。手前のループが自転車・原付が来島海峡大橋に入るためのループ。ぐるぐると回りながら上っていく訳ですよ。しんどそうでもありますが('A`;)
休憩がてらしばし展望台からの景色を楽しんでおりましたが
…タグボートが艦首ふたつを牽引して橋の下をくぐっていました。こうやってバラバラに作って組み立ててるんですかね。
今治は造船でも有名ですが、そんな街ならではの風景なのかもしれません。
とりあえずもう少し脚を慣らせば目的の開山公園までも脚を伸ばせそう、という目処は立ちました。桜が満開を迎える前に、橋を渡っていくルートの確認もしたいですね。
休憩しながらだと片道で2時間くらい? へばったり迷ったりでもっとかかるかもしれませんから、午後イチか午前中からのトライがいいかな。