
今治は海に面した街ですが平野はごく限られていて山も近いです。
今日は雨上がりで雲が多いんですが、「ああ、山が蒼いな」と思いました。遠くの峰々が。これを見ると夏の山という気がします。
夏は確かに近づいているようです。
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さて。いわゆる「FIRE」は「経済的自立」と「早期退職」とがセットの行動様式ですが「早期」というのが人それぞれで。
自分に関して言えば50代になってからの退職なので果たしてこれが「早期」なのかどうかは自分で疑問です。
早期退職というなら40代以前くらいかな、という肌感覚ですが…実際に30代40代で辞められたかというと無理だったんじゃないかなあという気がします(´・ω・`)。
30代40代ならまだ人生なにごとかあるかもしれないと思ってしまいがちですよね。「何もないな」と思えるようになるのは何だかんだで50代60代になってしまうんではないかと思います。
「何かあるかも」と思ってるうちは思い切ったことには踏み切れません。
まあその「何か」にも対応できるだけの資産があればまた違うのかもしれませんが…普通に働いてるだけじゃそこまで積み上げられませんでした。
「何かのときのために必要なのは現金」と前々から思っていながら、それを増やすためのアプローチが足りてなかったですね。
かといって「株式の投信をもっと早く積立してればよかった」というのも結果論でしかない気もしています。「たまたまここ5年10年はそうだっただけ」というか。
て そんなマインドだからこそ、なかなかお金は増やせなかったんですがね(´・ω・`)。
後追いながらコロナ後から積極的に投資に目を向けて、失敗したと思うこともありましたが退職目標時期までに多少は積み増しができたのでそこは良かったと思います。
それでも、手持ち資金はちょっとずつ? 減っていく前提の計画でしかスタートさせられませんでしたけど。運用益だけで生活費をカバーしきるというのはなかなか簡単なことではありません。月10万で生活できたとしても円資産だけだとショートですね(´・ω・`)。
為替も米政権の定見のない運営起因でフラフラしてますので、もう配当はこまめに円転してしまおうと方針を切り換えていますがそれでも足りない。
差し当たって個人年金を受け取り始める60までの期間だからと見込んで始められた無職生活ですが、これが30代40代からだとやっぱり難しかったろうなと思います。自分の場合は。
10年くらいは耐えられても、それ以上となると不確定要素に備えるためとして多くの資産が必要になります。積立でたどり着くのはやはり簡単なことではありません。
「仕事辞めたいなあ」というのは多くの人が思ってることかと思うんですが、差し当たっては妄想しつつ逃げ切り計算表とかで現実逃避を具体化させつつ、ちょっとずつ積立していくのが正道かなと思います。となると結局ターゲットは50前後かな。そのへんまでなんとかたどり着けてれば、見切りが付けられると思います。