はこむす新ブログ

徒然なるままに(或る総裁選の行方)

2025-09-03 15:43:00
2025-09-03 18:00:57
目次

今日は日課をこなして原型をいじって、マーケットの動向や政治の動静を確認して…と過ごしているのですが、まあマーケットの方はひどいですね(苦笑)。

リートは、結果的には少し前の売りは正解になってしまったようですが、でも権利落ち直後はまだそんなに下げてなかったので、より厳密には「権利取り直後に売り」が正解だったな。と思わされました。

でも欲をかきすぎるとタイミングを逸してしまいますからあんまり拘らないようにします。

それくらい今日は手持ちの銘柄どれもが売られまくっていて見ていても面白味がありません。下げた時に売るのはナンセンスですし、かといって追加で買うほどの大きなモメンタムでもないので放置。見ない方がマシという一日でした。

…このへんの「材料が乏しいハズの日に漂流するかのごとくズンドコ売られる日本」を演出している理由のひとつに、現政権と自民党総裁選の動向があったんじゃないかなと思っています(´・ω・`)。

政治のことを書くと距離を置かれそうなのでなるべく避けていますが、どうにもこうにも今の総理の「生き意地の汚さ」が目立ってきました。

個人的には好き・嫌いを論じられるほど人物に詳しくはないのでそれは置いておくとしても、党のトップが選挙で勝てないまま政権に居座り続けるというのはいただけません。自民党というのはこのへんは非情なもんで、(まあだからこそ長く政権に携わってきたとも言えるのですが)絶対なのは「選挙に勝てない総裁を戴くほど甘くはない」という点。どんな理由であれ勝てさえすれば誰かが付いてくるものですが、結果がこれだけ出ている以上どうしようもありません。

「それほど悪いことをしてない」とか思ってる有権者も(メディアの世論調査などを見る限りでは)それなりに居そうですが、

…だったら「選挙で勝たせてやれよ」と言いたい。

世論調査が国民の声ならば、過去の選挙結果はこうはなっていないでしょう。でもって勝っていれば続ける根拠にはなった訳ですから。メディアの世論調査は実際には支持者でも何でもないから無責任な擁護が繰り出せるのでしょうね。

そんな停滞と陰気さを払拭できないままの自民党ですが、昨日は両院議員総会があり、ここで総裁選の前倒しが決まるのかと世間は思っていたのか、株価も「総裁選期待」での思惑買いがあったように見えました。

結果としては結論が出るのが一週間先になり、報道でも「総理は辞める気がない」と流れる度に期待が失望売りとなって今日の投げかな、という気がしますわ(´・ω・`)

それくらい、説明が付けづらいほどの売られ方をした今日のマーケットでした。いやひどいね。

実際問題として、既に自民党は衆議院・参議院共に過半数を失っているため連立先なり「取り込み」がないと政策も予算も通せません。でもって今の総理で連立を模索できる野党が居ません。である以上、居残りは無理でしょう。

ここまで行き詰まった以上は「どう辞めるか」で円滑な国政・党勢の回復に資するかを考えて行動すべき時機ですが…そのそぶりも見せないところを見ると、これはもう「恐るべき愚物」と見做すしかなくなってきます。一連の事実からはそうとしか思えなくなってきました(´・ω・`)。

(あれだけ歴代の総裁に「辞めろ辞めろ」と言ってきたご当人がねえ…)

仕方がないので党側としては「辞めさせる手順」を淡々と順を追って処理しています。このへんはさすがという気もします。万年野党と違って負けてても構わない党首をそのまんまぶら下げておく訳にはいかないんでね。

いよいよ来週あたり、初の「辞めさせられる総裁」を目撃することになりそうです。

各県の代表および所属議員の過半数で総裁選前倒しの決定。「分裂の危機」とか書いてるメディアもありましたが…実際には「大多数と首相周辺の少数派」の分裂で落ち着く情勢じゃないかと思うんですよね。

やるとなったら、派手なセレモニーのように陽気にやった方がいいと思います。思えば不人気な為政者の「処刑」は古来より大衆に対する「娯楽」でした。

仕切り直しのつもりで景気よく明るくやった方がいいです。

この記事を書いた人

カフN

趣味でフィギュアを作り始めて早いもので10年以上…。「ワンダーフェスティバル・第28期WSC」に選ばれたこともありました。それも今や昔のものがたり。 自分の人生に見切りを付け、2024年末でサラリーマンも卒業しました。次は人生卒業か…。