
カタチ出しって楽しいNE! なんか久しぶりに造型の楽しさを思い出したような気がしています( ˘ω˘ )今手がけてるラモーヌはそれくらい地味に苦闘が続いてましたので………
こっちはポーズもコスも参考にする絵があるもんだからサクサクです。
しかしプロセスに関しては見せられないようなひどい状態のものが多いんですが(ノ∀`)この際なので辿っていきましょう。
普段の造型はだいたい顔を作って、そこそこ納得がいく状態になったら髪の毛を足して、胴体を生やしていく流れです。
シリーズものの場合は前作の顔パーツなどをベースにします。頭の大きさが揃ってきますし、そうすると縮尺的にもだいたい違和感はなくなりますので。時間がかかる顔の流用が利くというのももちろん大きな理由ですが。
で、胴体くらいまではテキトーにパテの塊を足していくだけなんですが、手足に関しては左右の長さとかも気にしていかないといけませんから、冒頭の画像のようにパテで棒を作って、ポーズを意識しつつ胴体に接着して硬化待ち。硬化したら軽量エポパテで肉付け…という方法で塑像していきます。
パテ棒はただの「芯」なのですが、やはりこれがあるのとないのとでは造型スピードが違います。ポーズを微修正しながら…であれば、関節箇所にはアルミ線を通しておくとよいのですが、個人的には金属線は極力使いません。削ってる時に出てくると始末が悪いんですよねこれ。なのでなるべく芯材もエポパテで作ってそこに盛り足していく流れです。

盛り足して、長さを見て、必要であればここでまた調整(主にカット)して、次の先の部分をパテ棒で継ぎ足して、またパテの盛り足し。こんな感じで左右の長さを揃えつつパテ盛りしていく訳ですね。
カットする・しないの判断には、前に作ったモノとの比較もやりますね(画像の場合、前に作ったもみじの身体や足。
ザクザクとカタチが出来ていくのはやっぱり気持ちがいいです。なんかうまく行ってる気がしてきますしイメージが目の前で現物になっていく過程ですからね(゚∀゚)
…なんかこのポーズちょっとエロいもんになっちゃうんじゃない? 大丈夫? と思われるかもしれませんがそんなことは(たぶん)ないです。

…エロいというより「たいへんな目に遭ってる」感じになってきます('A`;)

なんかネコが落下するときに手足をばたつかせる感じ? まあネコだとすんごい高さでもキレーに着地するもんですが
手や足先はエポパの高密度型で、そこからの削り出しですね。指先とかバラでつないでも絶対パキポキ取れたり折れたりしてしまうんで、自分は基本削り出しです。手の親指だけは後付けします。親指は土台も含めて短く太いので欠けにくいですし、手の表情を作る上で別モノって感じですね。
足の指は短いので基本削り出しですが、指が開いてる感じの時は継ぎ足しになることが多いです。まあこれも短いから欠けにくい、のでそうしてる面もあります。
一日二日でサクサク進められちゃうの気持ちいいです。やっぱり仕上げフェーズと造型フェーズの二体で走らないと気分が滞る感じがする。