父が亡くなって一番に済まさなければならないのは葬儀でした。それが済めば差し当たっては年金の手続きが一番期限が短い対応になります。国民年金は14日以内、厚生年金は10日以内。
法事などお寺さん関係は専ら母が詳しいのでそちらに任せてしまっていて、自分はといえば足が悪くなり身動きが取りづらい母の代わりに預貯金の口座から生活費や葬儀費の確保だったり、年金や相続に関する下調べをしています。で、とにかく年金は急がなきゃ! となって、今日、対応を済ませました。
父がサラリーマンで退職してましたので、もらっていた年金は国民年金の老齢基礎年金と厚生年金の老齢年金、の二階建て。たぶん、退職直後は退職金の一部を原資とした三階建て分も支給受けてたんじゃないかと思うんですが、それはとうに切れていますから。
国民年金も母は専業主婦でしたので3号で支給を受けていました。
そこに父の「遺族年金」が今回支給されることになります。…が、これ、今回調べて知ったんですが「厚生年金」分だけなんですね。妻が受給できるのって。「国民年金」にも遺族年金はあるんですが、こちらは要件が「子が居る妻」なんですよ。子、といってもボクのようなオッサンのナレハテでは要件を満たしません。亡くなった人の年金で生計を維持している状況で「未成年者の」子、があれば妻も受給しうる…ということのようなんですが。
両親は厚生年金でよかったなあと思いました(´・ω・`)(真顔)
改めて サラリーマンや公務員、「二階建て」の部分がないと配偶者が亡くなった時の生計の確保は大変そうだなと…今更ながら思いました。
まあ元々国民年金しか払ってない方は自力で道を切り開いて来られたから、老後のことも考え(と資産確保)はあるのだろうとは思うのですが。
仮に母が今回 遺族年金を受け取れなかったとしたら、月々の年金だけではちょっと足りなくなってしまうんじゃないかなあ…というような額です。老齢ですし家もあるからまあ大きく不足することはないのかもしれません。が、自分だったらちょっと不安な額でしたね('A`;)。「老後二千万円問題」てやつはこのへんとの兼ね合いで言われていたんでしょうね。
まあよほどのことがない限り、ボクが持ち出しで母を経済的に支援する必要はなさそうです。ボクもサラリーマン辞めて稼ぎがなくなってる身ですのでそうでないといろいろ計画が狂いかねませんでしたので、その点安心しました。
そしてこの先、自分の遺族年金を受け取る人を見つけるための口説き文句になりうるのかもしれんなこういうのも…みたいなことを考えました。
「ボクと一緒になってくれ。死んだら遺族年金を受け取ってほしい」
…あまりも悲しい口説き文句(゚∀゚;)
でも世の中広いので、そういう結びつきもないとはいえない気がします。
自分はしがないサラリーマン生活をリタイアしてるんで満額は出ないし、こんなんで後から年金や保険金目当てで殺されてもつまらんよな。とかドライに思います(´・ω・`)