
なんか資産運用の話が増えてしまってますが、まあ。当面誰も読まないブログだと思ってるんで、今感じてることを書き並べておきます。いずれカテゴリーやタグ含め整理を進めるつもりです。
さて「合う・合わない」ですが、それは金融商品でも同じこと。前項では大まかに分野やマーケットの見解を述べました。為替と暗号通貨は対象外で、運用先はマーケットにて売買可能な商品。主に日本・米国マーケットという訳です。
で、その中でも投信だったりETFだったり個別銘柄だったりがもうあふれるほど並んでいて日々刻々と値段も変わっていく訳ですが、どれを選んで買うか。始める前はほぼ白紙ですから見よう見まねでインデックス投信はやりました。これは基本持ち続けるだけで、下がったら追加。最近は新NISAが始まりましたので、もっぱらその枠内で買ってほったらかしです。ほったらかしでいいのがインデックスのありがたい点ですね。マーケットの本能とも言うべき「成長」に委ねてしまう。
ただ、それだけという訳ではなくて、分からないうちだからこそちょっとずついろいろ試したりもしました。いろんな人のブログ(主にセミリタイア関連)を見て銘柄を知って調べて考えて、てのが多かったですが。
これも前述しましたが、元々塩漬けにしていた金融株(銀行株)をナンピンすべく買い重ねていったのが2021年〜2023年。結果的にこれはうまくいって、2023年頃から日本でもマイナス金利解除が具体的に示されるようになってからびっくりするほど上がっていって。一生塩漬けする覚悟だったんですがほぼ全て利益を出しつつ処分できてしまいました。残念だったのは、あと一年以上持ち続けてもよかったな、という点です。売るの早すぎましたね…。こんなに上がるものなんだ、と、最後の100株を眺めつつ思います。これはまだ持っておきます。
で、投資の心得本で学んだ点を実践しようと始めたのが、ホテルのリート系。2021年時点で、コロナ禍でものすごく下がってました(とはいえ始めたばかりなので、どんだけ下がっていたかは正直実感なかった)。おそるおそる手を出し始めた時も、買ってはさがるような状況で「あー」とか思ってたんですが、そこはまあちょびっとずつナンピンして。「皆が見向きもしない銘柄を買うべし」というのはなかなか勇気が要ります。結局大して買い増せなかったんですが…。
これも、数年経った今ではかなり好調になってくれました。インバウンドってやつで。なるほどこういうものなのか、と「心得本」に記されていたことを自分なりに納得しました。ダメなホテル系リートもあって、そちらは 勉強料のつもりでややマイナスで処分してしまいましたが(´・ω・`)。
現状、国内銘柄は安値の時に買えて手放さなかった高配当系の銘柄と、塩漬けから一転利益を出してくれた銀行株を処分して、代わりに増やしつつあるリート系がメインになっています。
リートは正直、買うタイミングが分かりにくいんですよね。ここ数年ずっと値動きは見てるんですが、だいたい1〜2月は安値を付けて、春〜夏過ぎくらいまでは上昇傾向。秋にまた下げポイントが来て、一年が過ぎる。ざっくりそういう周期を感じてます。でもこれ、なんでですかね? 期落ちはファクターだと思うんですが、それだけでもなさそうな値動きをします。業績なんてそうそう大きく変化するもんではないと思ってるんですが…。(ホテル系は別ですよ? あれは観光客の数とか景気や為替の影響出やすいので)
他、急落する時はだいたい発行数を増やしたときだ、というのは分かったんですが、この手の情報が追いにくい。四季報やニュースが出回る企業情報と違ってリートはSBI証券だと情報が分かりにくい…('A`)。「適時開示」を後から見て納得することが多いです(苦笑)
とまあ、とっつきにくさはあるんですが、基本的に「高配当」てのが配当期待がメインで日々の売買する気がない人間にはありがたい。今の価格だと有名どころのリートは軒並み配当5〜6%越えなもんで、リート以外でなかなかそんなの ないですからね。高配当の代表銘柄であるJTでも今の株価じゃここまでにはならない。
ただ…この先もリート銘柄は下落傾向が続くと思っていて、いずれ配当額自体も落ちていって、という下落のスパイラルは当面は解消しないんでは と、中期的には思います。国内金利が上がると見込まれているうちは値を大きく戻すようなことはないと思えますので。
じゃあなんで買うかっていえば、それが取得単価の下げにつながるし、当面売る気もないからです。株数増やせばチリツモで配当増えますので、それで十分と考えて保持します。長年のクソ株ホルダーとしては評価損自体は何でもありません。