はこむす新ブログ

いやほんとにもうたいへん

2025-07-03 10:07:15
2025-07-03 10:45:01
目次

もう連日朝からクーラーON。風があるときなんかもったいないなーと感じるんですが作業場所のPCのためには仕方ない! という心境です(´・ω・`)。

パッケージデザインや取説の作成に使っているPCはiMac。2009年製です…。Intel Macは発熱がものすごいんですよね。AppleがCPを自社設計し始めてからのマシンはさすがというか、たいした発熱がありません。まあiPhoneやiPadに収まるだけの設計・製造に関する知見があれば、容積が格段に増えてるデスクトップPCの放熱設計なんかはやりたい放題でしょう。実際、かつては別パーツだったあれやこれやが全部オンボード、いやそれどころかオンチップで構成されてますんもんね。

昔からMacの内部レイアウトはケーブルの取り回しも少なくて美しいしメンテしやすいな、と思っているのですが最近のに至っては「何も手を出せるところがない」ですからね(´・ω・`)。拡張もできないからつまらなくはあります。基本、リプレースだけですから。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、作業用PCはiMac2009です。なんでこんな古いPC使ってるかというとアドビのせいですね(´・ω・`)。アドビがアプリをサブスク化していて、しかも個人が趣味活動で続けるにはバカ高い('A`)。フォトショは利用者数が多いせいかそんなに高くはないですが、イラレやインデザもとなるとヤバい。

同人の売り上げも、造型の売り上げもこのコストを「経費」とし始めたらもんのすごいことになります。ので、ウチでは未だにフォトショもイラレもインデザもアプリを「ソフト」として買い切りしていた頃、CS6.5なんかを使っています!(゚∀゚)

古いPCなら十分使えるんですよ。iMacも内蔵HDDをSSDにしてからは超快適なのでこうした作業に不満がありません。ただ、この発熱はヤバいと思います。筐体のアルミに放熱しつつ内部でファンがブン回るという設計なんですが(筐体がいわばヒートシンク)、それにしたって熱い! 夏場はずっと触れてられないくらいに熱い。壊れるんじゃないかと不安になります。まあそれで15年以上使えてるんだから立派なもんですけど…。

とまあ、久々に本格的にこのPCを使っての作業に取り組み始めた訳です。なんとなく原型を仕上げてから、ラモーヌをいじり続けてダラダラしてしまいました。気持ちの切り換えがうまくいかずに6月下旬になって「やばくね?」と、自分を追い込んでようやっと手が動き始めた感じです…。

6月上旬に下絵のラフがあらかたできた気になってしまい、手を止めてしまったのが良くなかったね。まるでダンケルクの奇跡を「演出」してしまったドイツ軍のようだ。

(違うと思います

…下絵の切れ方だと上半身だけなのでレイアウト中に切れそうだなーと思って、縮小して出力したものに描き足して、左右に二人を書き加えてーみたいなことをやり始めたのが6月最終週。なんでこんなになるまで放っておいたんですか? と自分を責めたい。

ものすごく久しぶりにライトボックスを発掘してきて使い始めましたよ…。これ大学時代に買った蛍光灯が光るヤツです。30年以上前か…。シンプルな構造だから蛍光管交換したくらいでずっと現役。大きさと傾きが絵描きにいいんですよね。今買うともうどれもLEDでしょう。

蛍光灯も生産が取りやめになっちゃうらしいから、これで光らなくなったらさすがにお役御免になってしまうか(´・ω・`)。

パッケのウラ用の絵もざっくりと。線画は、少し前までシャーペンでクリンナップしたものをスキャナで取り込んで彩色ってやってましたが、去年からようやくというか「コレ」を使って線を入れるようになったんす。

液タブ。「Wacom One 13」です。

液タブも以前買ったものがあったんですが、接続は取り回しがしづらいし反応速度もイマイチな感じだしでずっと使わずにいたんです。最近のは廉価版のこのTouchでも十分イケる気がしますね。接続もUSB-Cケーブルだけで電源接続も不要。手で拡大縮小や用紙を回したりの操作もできて、より実物の紙体験に近い操作で作業ができます。やっぱりこのゼスチャーが充実してこそのデジタルガジェットだと思うんすなー。古い人間なので( ˘ω˘ )…。

ペン反応も良くて、これはお気に入りです。ボクにはこれくらいのでちょうどいいのかもしれません。上を見たら高性能液タブとかいくらでも出てきますしね。画面ももっと広い大きなものも。

これはタテにするとちょうどA4くらいのイメージで、見慣れた作業領域になるのもよいかな。これをクリスタ(Clip Studio Paint)でペン入れしていきました。

ペン入れが終わったらそれをiMacの方に移して、フォトショで彩色や色の調整、レイヤー層に切り分けしての部品化。イラレでレイアウトや文字置きなどしていきます…。

これが暑い(熱い)んです('A`;)。この子のためにクーラーは入れない訳にいかないな、と思いましたね。今壊れてもらっては困る。この先もなんとか無事であって欲しい…。

まだまだやらなきゃいけないことだらけなので作業続行ですが、差し当たってオモテ面のイメージはざざっと出来上がりました。

「みよちゃんはたいへん!」

一瞬、「へんたい!」に見えなくもないあたりが良いと思います(いいのかな…

タイトル文字も、本編タイトルのフォントを参考にしてパス引いて作っています…。

まんま参考にできる「ちゃんは」とか「い」とかはいいんですが、ないものはそれらしく線を引いてデッチあげているのです。混ぜてみるとそんなに違和感がなくなりますね(たぶん

色合いは黄色〜オレンジ〜ピンク系にしてみました。みよちゃんてそういう感じします。

息つく間もなく、今日は背表紙用の絵からウラ面の絵を作ってまたレイアウトです。週末中に業者さんに発注かけたいですね。複製のサンプルもどうやら予定通り明日には到着してくれそうで、また立体に頭を切り替えないといけないので('A`;;

この記事を書いた人

カフN

趣味でフィギュアを作り始めて早いもので10年以上…。「ワンダーフェスティバル・第28期WSC」に選ばれたこともありました。それも今や昔のものがたり。 自分の人生に見切りを付け、2024年末でサラリーマンも卒業しました。次は人生卒業か…。