
東京の方は昨日は一瞬オホーツク海高気圧のおかげで涼しい一日だったそうですが、こっちの方は涼しくもならず 雨も降らずで暑い日が続いております。
昨晩は寝るときの外気温が24°Cくらいで、これならクーラー要らないんじゃないかと思って通気だけよくして眠りに就いたんですが…。朝5時くらいにじっとりと汗をかいていて暑くて目が覚めました('A`)。いくら寝入ることができてもこれで起こされたんではたまりません。やはり素直にクーラー付けて寝た方が身体に良さそうです。
% % %
さて数日前からみよちんのパッケージのデザインなどしておりましたが:

こうやって いろいろと作画をして

レイアウトして。これはパッケージの背中ですね。

こっちはウラ表紙、本で言えば「表4」に該当します。
前作、前々作と同じアニメのキャラの立体化なので、パッケージデザインの骨組ができているのは時間が圧しているときにはありがたいものです。部品(イラスト)を用意して、配置して、で雰囲気は整いますからね。あとはキャラに合わせた色調整や文字入れ。

文字入りで作った各面を、パッケージ仕様に合わせた展開図テンプレに配置して、データを仕上げていきます。テンプレは、パッケージを印刷する業者さんが提供してくれるので大変助かります。この展開図自分で設計して起こすのは地味に大変なんです。ベロの切り方とかフラップの切り欠きとか、パッケージには工夫がたくさん盛り込まれていますよ。ただの立体の展開図ではありません。
この状態で一回自宅のプリンタで出力して、他パッケージと並べてどうかの確認もします。特に背中、配置したキャラの大きさや位置とか違和感ないかの確認を。
文字が崩れてるところを見つけたり(拡大縮小で角が丸くなってしまう作画をしてたのが発覚('A`))あとタイトルの「みよ」が黄色だと他パッケとの法則性に合わないなあ…とピンクに置き換えたりしました。
みよちゃん自身がピンク系多いので重なってしまうんですが、まあ。このへんは敢えて目をつむりました。
そうして微調整・修正を経て出来上がったのがこちらになります。

出来上がったデータを印刷屋さんのページからアップして、向こう側でデータのチェックをしてもらったのが月曜日。一発OKでした。だいたい半年ごとの発注で、毎回何かしらの確認を経てからのOKで受注してもらうのが常なんですが…受けてくれたらもう安心。印刷もカットも確かな印刷屋さんです。デジタさんを使わせてもらっています。
…ここを見つけるまでは、印刷したものを友人と手分けしてカッターで切り抜いて組み立てなどしたり(夜通しかかってましたね…)、レーザーカッター持ってる人のところに押しかけてカットさせてもらったり(組み立ては家に持ち帰って自分でやっていました)とずっと苦労を抱えていたんですが。こちらではデータさせ作れれば市販品さながらのパッケージ制作が可能です。数も超個口から受け付けてくれるので、ガレージキットのように少数生産で単価が高め設定が許されるものには適応させやすいと言えます。
で、待つこと数日。特段急ぎ指定をした訳ではないのでデフォルトの「7営業日発送」だったんですが、あまりお忙しくない時期だったのか10日には発送しました連絡があり、翌11日には受領できました。

既に組み立て済なので箱に組み立てるだけ。ありがたやありがたや〜


色味も今回一番しっくり来たかもしれません。
データ作成中にRGB→CMYK変換とかしちゃうとその時点でくすんだ色合いに感じることも多いんですけどね(´・ω・`)。前回RGBだったという指摘を印刷屋さんからもらった記憶がが(一年前)
今回はテンプレからすぐにRGB→CMYK変換して、各CMYKの画像を貼っていったのが良かったのかもしれません。たまにしかやらないので毎回どうだったっけなーみたいなノリでの作業になっています…。

過去作のパッケージと並べても違和感ありませんね(´ω`)なんだかたのしい。
…とまあ、パッケージ発注から届くまで、でした。その間自分はといえば、先週末に届いた複製サンプルの磨きをひたすらやっていました。

こちらも、今日から塗装に入ります。まずは下地のプライマー吹きからですね。