はこむす新ブログ

無職生活・ことはじめ(1)

2025-01-21 16:49:26
2025-02-28 14:26:58
目次

カフNです(´・ω・`) じつは2024年末に仕事を辞めました。

大学卒業から50を過ぎるまで働いた会社を!

入社したのは1996年。就職氷河期と言われていた頃ですね。各社の採用が厳しく絞られた中での就活でしたが幸いにして業界大手企業への就職にこぎ着けることができました。以来、東京に出てきてSE生活を30年近く。

それを、定年から15年ほども余して一身上の都合で退職した次第です。数年前から具体的に計画して、長年暮らしていた物件も引き払い、新生活を始めています。

     %      %     %

元々「辞めたい」と思い続けてはいたんです。が、「やりたいこと」じゃ食っていけないのは分かっていたので働くしかないな、で続けてきたんですが…。50が近づいてくるといろいろ考えさせられました。

長く「やりたいこと」と「仕事」で二足のわらじ状態でしたが、結果、犠牲にし続けたのは「睡眠」です。

三十代までは平日なんかは二時三時に寝て朝は六時台に起きて職場の日々。

自分のキャリアに見切りが付いた頃からは、さして残業もない仕事で身を処しつつ のらりくらりしてきましたが、それでも時間はいくらあっても足りない感じ。

やはりこのまま続けていくのは厳しいな…となった時に、ちょうど仕事がまたキツくなったことも重なって、辞めることを考えることで気を紛らわすようになりました。今までも何度もそんな経験ありましたけどね。歳とともに「ストレス耐性」がなくなってるなーという自覚もありました。今まで何でもなかったことが心の負担になることが増えてきていて。モームリ状態になってきました。

辞めたとして、次はどうするか。もう五十手前のおっさんを雇うところなんかないだろう…そう思いつついくつかのキーワードでネットを眺めていますと、目に付いたのが

「アーリーリタイア」

でした。

実は「辞めたい辞めたい」と思っていても、「辞めてしまって、働かない」という発想はなかったんですよね。辞めたとして次にどうやって糊口をしのぐか。そこで思考が止まってました。

しかし世の中には「FIRE」なるものがあって、早期退職してそれまでに得た資産を運用したり節約して生きていくスタイルもある、と。ほほう。ふむふむ。

元々「辞めたい病」を長く患ってたもんで、貯金癖がありました。というか天引き貯金が好き(?)で。なんか年金保険とか年金共済とか財形貯蓄とか純金積立とかあれこれやってました。

お金はあったら遣いたくなりますけど、最初からないものは手も足も出ませんからね。それでいてどっかでお金は貯まってく訳です。

これでいずれは家でも買うんかなとか、人生のイベントがあったときに遣うんだろう…と思っていましたが、幸か不幸か「全くそんなことはなかったぜ」な人生だったので、手持ちの貯金を投資に回して運用も組み合わせれば、

「あれ? もう働かなくてもいいんじゃないか?」と、思えるようになりました。

私の中で早期退職が一気に具体的になった2021年GW休暇のことでした。

この記事を書いた人

カフN

趣味でフィギュアを作り始めて早いもので10年以上…。「ワンダーフェスティバル・第28期WSC」に選ばれたこともありました。それも今や昔のものがたり。 自分の人生に見切りを付け、2024年末でサラリーマンも卒業しました。次は人生卒業か…。