はこむす新ブログ

失業認定(7回目・最終回)

2025-09-12 17:51:57
目次

昨日、7回目の失業認定を受けてきました。7回目…始めた頃には「ずいぶん先まであるなあ」と思ったものですが、自分はこれが最後の認定日です。終わってみればあっという間という気がします。

いつものようにアサイチ(9:00〜)指定だったのでその時間にハローワークに行って認定対応の受付を行い、もう必要はないのですが流れに沿って就職相談を受け、認定を受けて終了です。

「終了」というのは、あくまでも「失業手当を支給する日数を超過した(=もう失業手当は出ませんよ)」という意味で終了です。150日分で総額にして120万ちょっと。

失業保険料は何事もなければいくらか還ってくるという性質の保険ではないため、こうして実際に退職して「失業」状態を認定されることで給付を受けるという建て付けですからね。おそらく人生で最初で最後のハロワ通いになるハズ…と思います。

これからは「失業者」ではなく「自営業者」として生きていく感じです(`・ω・´)

なお生活費分も稼げていません('A`)。年金が始まるまでの間は有価証券類の運用益をベースに貯金や主に造型活動で得たお金で過ごしていくことになります。

またひとつ早期退職者のタスクを終えることができました。

あとは…

・今年の確定申告

・健康保険を国民健康保険に切り換え

いずれも来年になってからですね。そして今年の確定申告の結果を踏まえて住民税非課税世帯になること。でもってその結果、国民健康保険料の減免を得ること。

このへんは事前に研究している通り、きっちり現在の制度で受けられる分は受けないとな、と思っています。いや今年の健康保険料、無茶苦茶ですからね('A`)。無職・無給になってから普通に払える…と思える額じゃないです。退職一年目は制度上どうしようもないですし退職金や貯蓄、失業手当でフォローできますが…「払い続ける」のはさすがにしんどいですよこれ。

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さて この「失業認定」なんですが、いろいろググったりセミリタイア者ブログなど確認しても、「受けていた」ことはいろいろ書かれていても「どんな活動をやって」認定されていたかまで書いているケースがあまりありませんでした。まあこれはベラベラ書いてしまうと「失業手当をラクに受けるための作業を助長する」ことになりかねませんからね。さすがに慎重になるということかなあと思ったりしたんですが、終わってみれば「わざわざ書き起こすほど難しくない」からだった、ということかもなと思うようになりました。

差し当たって自分はこれで失業認定を受け続けてました、というのを簡単にまとめておきます。

念のために言いますが「こうやればいいよ」ではありません。「こういう活動してたけど、全然、企業からはお呼びじゃなかったよ」ということです(´・ω・`)。

読む方がいらしたら「再就職活動をする上での反面教師」にしてもらえたらとの思いです。「こういうのじゃダメだよ」というまとめです。

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「失業認定」を受けるためには約一ヶ月のうちに「最低二回」の就職活動を行う必要があります。

自分の場合は、認定日に「就職相談」で1回、「企業への応募」で1回という感じで実績を作っていました。これは、ウチの自治体の認定日対応が「就職相談」→「認定」という流れを作ってくれてましたので、それに乗っかる方が対応が自然ですしラクでした。

「相談といっても、そんな何回も相談することなんかあるのかな? かえって怪しまれないかな?」とか懸念されるかもしれませんが、ウチではどっちかというと「この期間の活動の内容や結果」の聞き取りという感じでしたので事実に基づいてやりとりするだけですから相談のネタに困るということはありません。「なかなかこういう仕事、このへんじゃないですよねー」とか「まあ焦ってもないのでじっくりやろうと思ってます」とか言い添えて対応を済ませていました。

相手も「そんなんじゃあなたの年齢じゃ就職なんかできっこないですよ!」みたいなことを言う…訳ないですからね。活動自体はウソではないし。「こういうお仕事いかがですか?」みたいな話もなく、こちらがヘンなこと言わなければ活動報告の内容を簡単に確認する質疑、という感じです。

これの方がラクだし状況も伝えられるからいいかな、ということで、毎回「相談」は受けてました。これで1回。

あとは、「企業への応募」を毎月1社はやっていました。都合6社さんくらいは応募したのかな? 最初の認定の際は、「基本セミナー」というのを自治体が主催していたのでそれに参加してカウントを+1しましたので。

そして半年の間に6社応募して、結果は全滅でした。(ノ∀`)

応募書類は提出しましたが、無反応か「ご期待に添えません」のメール返信かで、面談にこぎ着けられたことはひとつもありませんでした。

どんな応募対応だったかというと、もっぱらネットで見つけた「やってみたいな」と思った企業へ転職サイトを経由してのエントリーです。「応募」ボタンを押すだけで登録時に記した経歴情報などは先方に届くのが多いですし、不足があれば向こうからもすぐにメールが来ましたのでやりやすかったですね。書類を送る郵送費用とかもかかりませんでしたし。このへんも数が増えるとバカになりませんからね。

ちなみに転職サイトは「リクナビNEXT」「デューダ」「インディード」の3つに登録しました。ひとつだけだと「やってみたいな」の職業が全然足りませんでしたので。

そして各社、だいたい以下のような応募をしていました。(´・ω・`)

1)今までの経歴とはまるで明後日の職種・企業に応募

2)履歴書はシンプルな内容で使い回し

3)過去の実績をアピールする大事な資料である「ポートフォリオ」は淡泊

1)…は、まあこのブログでも何回か書いたかもですが「原型師」に応募してました。ちなみに退職した仕事は「ITエンジニア」です。

転職サイトからのメールも、この経歴に基づいたものは山ほど来てましたが、「いやそうじゃないんで」と全スルーして原型師に応募してました。

50も過ぎたおっさんが、やったこともない業種に応募している訳ですからこれはほぼ向こう(企業)からすれば「はあ? 何を間違えてんのかねこのオッサン」くらいに思われたことでしょう。

2)…普通は応募の熱意をアピールする書類のひとつですから、いろいろ考えて書くべきですが今回最初に作った薄口(学歴・職歴の箇条書きと資格を記載)のものを、日付も変更せずに使い回してしまいました。違う職種ですから長々書いたところでアピールにならないし、かといってアピールになるような経歴は持ち合わせてないんだよなあ…で、こうなってしまいました。せめて日付くらいは変えるべきだったか。

さらに「できたらテレワークが希望です」となめたことを書いてました。これは受けが悪かったかも(´・ω・`;)

これを書くだけで(先方の募集要項に「テレワーク可能」とか書いてない限り)まずお断り対象になってしまう気がします。

過去の経歴も活かせない業種に「テレワーク希望」で応募…。だけど、それでも「応募実績」にはなるんですよね。

相手も「面接してみよう」とか思いもしなかったと思います。

3)…そもそも「ポートフォリオ」の意味合いすらピンと来なかったんですが、どうもクリエイター系だと「過去の自分の作品や仕事」をアピールするプレゼン資料のようです。

プレゼンですから「こういうのやってきました!」「こういうの得意です!」が見える内容にすべきでしょう。

自分は過去にそういうものを作ったこともなく、また各社そろって「フリーフォーマット」でしたのでA4サイズに過去に作ったフィギュアを何点か写真を貼ったものを用意しました。

ワンダーショウケースに選ばれたことも書きませんでした(´・ω・`)。今更感アリアリでしたしね…。

そして今時の「原型師」に致命的なのは「非デジタル」なこと。

製作期間も長いし、アナログ原型だし、企業からすれば見るべきものはひとつもなかったでしょう。デジタル造型で何かマシなものでも作れていれば、ひょっとしたら面接くらいは受けられたかもしれませんね。

…いや、ないか(´・ω・`)。

そんな感じに「応募」して「不採用」を受けて、でカウント1でした。

ダメダメなお手本みたいな活動でしたね…。

この記事を書いた人

カフN

趣味でフィギュアを作り始めて早いもので10年以上…。「ワンダーフェスティバル・第28期WSC」に選ばれたこともありました。それも今や昔のものがたり。 自分の人生に見切りを付け、2024年末でサラリーマンも卒業しました。次は人生卒業か…。