
最近夜はクーラー付けずに寝られる日が増えてきました。今日はなんか夜に家から出た時もまだ「むわっ」と熱気が籠もってたので風があんまりない日かもしれませんが(´ω`;) 暑いときはクーラーに頼る。大丈夫そうなら消す。そんな感じにはなってきましたかね…。
さてリタイアブログ界隈でもよく目にするようになったインフレの話題。
元々出費に関して鋭い目を持ってる人が多そうな界隈なんですが、日々必要なものを買っている中でも「これも値上げかー」みたいに思うことはとても増えてます。今更ですが。
まあインフレは収入が途絶えてる人間にとっては厳しい状況なんですが、給料もらってる人であれば昇給も伴ってるハズなんで「頑張って稼いで経済回してください」てなもんです。しかし現実として、昇給以上に値上げのペースが速いな…? という気がしています。
今の日本の昇給て、大企業が春闘の時にベースアップで合意をしたら、その関連する企業等もそれに併せて値上げ幅を決めていくような図式。これって実質「年に一回」しか昇給機会がなくて、一方で値上げは毎月別分野ごとに値上げが進んでる感じですから「昇給がインフレに追っついてない」感じですね(´・ω・`)。これはよくない傾向です。
こうした不満は何でもかんでも「政府の対応の不備」に持って行かれ、情弱がSNSで煽られて訳の分からない政治行動に走ったりします(口の悪い言い方)。
既にリタイアした身からしますと、政治が不安定化するとまっさきに立ちゆかなくなっていく「弱者」ですからそこはなるべくしっかりブレずにいて欲しいんですよね…(´・ω・`)。
給料が上がるペース以上のインフレは要らないですしそこは企業側も弁えて欲しいところです。大本のところは材料費の高騰、つまるところ「円安」が大きな理由なんだろうとも思うのですが、他の方のブログなど見ているとこの円安が長期傾向として続く可のように受け取ってる人が多そうなのがちょっと意外に感じています。
まあボクの見立てなんて素人考えですけど、ここ最近の円安傾向は米国の金利が上がって日本が上げられずにいたという「ギャップ起因」でしたからそのギャップが解消していけば円安は解消方向に進むと思ってるんですよね(´・ω・`)。
でもってようやく米国も関税の影響が読み切れないままに利下げは行いそうですから、そのへん見越して円高傾向にまた触れていくのではないかと。
日本は日本で利上げは米国の関税政策の影響を見極めて〜とずっと言い続けてますが、基本的には金利の正常化(上げる)を目指す本音はダバダバに流れ出てますので遠からずまた上げていくでしょう。
お互いの金利差が小さくなればこの円安はなくなっていくハズ、と。
ただ日本の場合は円安のおかげで企業の業績は良化したように見えてる向きもありますので、円高は物価の落ち着きには寄与しますが企業業績には悪く影響してしまう。
そのへんを見越した資産の持ち方をしておかないとなあと、思っています。
1.日本株の株式、国内リートのサイズ調整
→今は自民党の総裁選に入りましたので思惑だけで上げやすい局面ですから、決着が付くまでの上昇分を利益確定してもいいかなと思ってます。決着が付いてから期待上げする可能性もなくはないですが、だいたいそこまで欲をかくとしくじりそう。
ただ、まあ。思い切ったことはできない性分ですから、例によって「半益」でいくんだろうな(´・ω・`)。
リートはそもそも日本で金利が上がる局面だと下げますから、プラス幅の大きい物はやはり売却しても良さそう…に、思ってるんですがね。どうも今の値動きは次の総裁は「利上げを促さない」人がなるんじゃないかとマーケットが想像しているかのように上げ始めてんですよね。いや、このインフレペースでそれはないな、というのが自分の見立てです。なので上げた分は利益にさせてもらって、もうちょっとだけサイズは小さくしよかなと思ってます。せっかくなので。(これで予想に反して上げ続けたら、ちょっともったいないですけどね!)
2.「円転」の継続
→一定のドルは持ち合わせておきたいんですが、円高になると思ってるんだから今のうちに円に戻す対応を。まあ毎月配当分のいくらかを円転して生活費に加えてるんですけどね。
米株の成長ペースや配当利回りの良さは健在なので、今見切りを付けるのは速すぎな気がしますから一定のペースで少しずつ。
…インフレ状況で現金比率を上げ続けるのは資産価値の毀損につながるので避けたいところですが、ま、元々現金比率が低すぎたきらいもあったので。来年以降のNISA枠埋めに回していくつもりです。