
以前、購入・入居を始めた物件の管理組合の理事長になってしまった件はブログでも書きました。その後は日々管理会社さんからやってくる書類のチェックと理事長印を押しまくる作業が始まっているのですが、理事会の役職が参集する理事会が初めて行われました。
本来理事会のタスクですから、資料の用意とかレジュメの整理なんかは理事会長…つまり自分がやらされるものなのかもしれません('A`;)実際には管理会社の「サポート」と称される準備に乗っかるだけだったので、事前にやることは特段なくて当日時間に遅れないように顔を出すのが最初の仕事です。
冒頭と〆の挨拶は理事会長さんお願いします、と言われたので、それは簡単にやらせていただきました。
後は管理会社さんが用意してくれたレジュメ・資料に沿って資産の確認・予算の執行状況の報告に委託している管理業務の報告/確認/質疑、自転車置き場の整理は〜とかセキュリティ対策のあれこれについては〜とか○○という設備に故障が出ているので修繕の承認を〜といった、お金と作業・修繕に関するやりとりを管理会社さんと交わしながら決めていく感じです。基本的に管理会社さんからの提案は「やるしかないですよね(´・ω・`)」というものばかりなので頷いていくだけでした。「今は見送りでも大丈夫だと思います」という案件は管理会社さんが事前に判断してくれてるようなので。
質問はしたとして、異論を差し挟めるのはかなりのめんどくさい人だと思います(´・ω・`)。
他、時間の一部を使って話し合われたのは、「管理組合の役職のなりてをどうやって増やすか」という点について。入居して一年未満の自分がいきなり理事長にならざるを得ないくらいですから、忌避者も増えているようです。まあ今年は大規模修繕委員も立ち上げるためにそちらに人が取られて、というやや特殊な事情も作用していたのですが。(兼任はないのでその分、役職の当番が飛ばされてこっちに回ってきた感じ)
この件、熱心な方が役員にいらしてアンケート案など作ってくれたのでそれをもとに多少のあーだこーだがありました。
先の総会でも話題になったのですが、役員に金銭を支払うというのはどうか? という案。無償でやってるめんどうな作業だから忌避が増えるとすれば、お金がもらえるならやってもいいという人が増えるのではという思惑ですね。
管理会社から資料の提示があったのは、「管理組合業務もマンション管理会社の系列企業に『委託』してしまう」案。
どこのマンションも住民の高齢化などで管理組合役職のなりては困っているようで、それらを有償で委託してしまうところも増えているようです。もちろん費用は発生しますが。
現状ウチのマンションでは、理事会役職を忌避する代わりに月2,000円払うことになっていて、ちゃんと支払われているようなんですが…この「理事会の委託」費用、マンション全体で按分するとこの2,000円より安く委託できるんですよね(゚∀゚;)
という現実があると、忌避する人は「委託したらいいじゃん?(・3・)」で終わってしまいそうです。
ただ理事会参加者からしますと「マンションの自治に関わる部分だから実際に住んでる住民の肌感覚を管理会社とコミュニケーションする場に持ち込んでやりとりする方がいい、という考え。それはそれで理解できます。住んでいるからこそ分かる問題点や気づきがありますからね。ここに集まってる面々は「やってもいい・やるしかない」という最低基準はクリアしてるから参集してる訳で、その方々が「有償で会社に任せちゃおう」にすぐ転がる訳でもない。
まずは住民の考えを確認しようということで、アンケート案は少々手直しの上で配布する方向になりました。
自分としては物件にそれほどの強い思い入れは(まだ?)ないので、みんなが面倒がる仕事なら有償でお任せでもいいんじゃないの? くらいの感覚なんですけど。
状況的にはいずれそううなるのはしかたない(みんな歳をとっていく)としても、自治は自治として続けるべきというのがその場の空気でしたね。なるほど。