
なんかネット広告でもよく見かけていた「みんなで大家さん」なる金融商品があったのですが、配当が予定通り支払われない/解約手続きを申請してもそれが進まない・返金もされないとかで訴訟になったとか耳にしました。
どういう商品化といえばその名が示す通り、不動産に係る権利を小口にして販売して保有者はそこからえられる利益を毎月で分配される、みたいなものです。
だいたいこういう非上場系の商品・サービスは配当がより高いのが魅力…ということになるんですが、みんなで大家さんは7%〜10%台くらいだったとぼんやり記憶しています。
自分の印象としては、流動性(換金性)が低くて信用度がREITよりも低い(非上場)割には配当はそんなに高くないな…という感じでした。
素人が不動産に投資したいのであれば、上場しているREITで十分なのでは? と思います。だいたい配当上位のものであれば5〜6%台の配当は出てますし。それ以上の配当を期待するなら個別株へ、となるでしょう。
でもこれ、自分が買ったことない商品だから試しに、で始めてみて、上手い具合に約束された配当が出続けたりすると投資規模が徐々に拡大しそうで恐ろしくはありますね。
自分は基本的に上場している証券しか投資の対象にはしないです。それですらアテにならない怖い話もよく見かけますが、それすらないところよりははるかにマシかなと。
…しかし、「みんなで大家さん」の近況を確認しようとググってみたらnoteというブログ風の記事配信サイトに行き着いて、関連する記事としてけっこう「投資詐欺にあった」というものが見つかりました。興味深いなと思ったのは多かれ少なかれどの記事も「有償」で(苦笑)。
いくら詐欺に遭ったからといって自分の体験談に値段を付けるの早すぎやしないかと思いましたね。書いた人の為人を知らない他人(普通の読み手)からすれば、そうした有料記事自体が内容不明の「詐欺」を疑ってかかります。
こういうの有料で読んでしまう人なんかが詐欺にひっかかるんじゃないかなあ…(´・ω・`)などと思ってしまいました。