
自民党の新総裁に高市さんが選ばれてからというもの、株価は上がる円は下がると「早くも総理大臣になって政策がバシバシ決まっていくかのような勢いだなあ」と眺めていましたが、議席数的に今までの総裁選と異なるのは過半数を得られていないこと。その上、よく理解できない理由を付けて連立議論も深まらないうちから公明党が政権から離脱するとのニュースが今日は流れてきました。
もうこれ、協議前から決め打ちだったのでしょう。よほど高市総裁が気に入らないというか受け容れられなかったんだろうなと想像します(´・ω・`)。
どのみち少数与党のままでは安定した政権運営など望みようもないところでしたからいずれ解散総選挙だなと思っていました。それが早まらざるを得ないのかもしれませんね。まずは公明党が離脱したことで連立しやすい他党があるかどうか、からでしょうけども…。
今までのあまり個性を感じない連立ぶりをずっと見てきたので、ここで公明党が「人だけ見て」即離脱を決めるというのは違和感の方が強いのですが、公明党の言い値をを呑んでも勝てて無かった直近の選挙の状況など踏まえるとここで自民党側が折れても意味がなさそうには見えます。公明党との選挙協力がないと勝てないという自民党議員も相応に居るのが現状ですが、そのへんも含め「精算」の時が来たのだなと。…この精算が誰にどう作用するかは見通しが立ちません。が、民意が公明党側にあるようにはとても思えません、というのが率直な感想です。
あったらもうちょい選挙でマシな結果になってますね(´・ω・`)。
どのタイミングが最適なのかはビミョーですが、遠からぬうちに解散した方がいいと思います。単独で過半が取れずに無能な野党の言い分に振り回されるにしても、より直近の民意を反映させた上の方がよい、でしょう。いつまでも「政治とカネ」みたいなどうしようもない話を持ち出す連中を相手にしていてもねえ…。もっと他に対応せねばならない課題は山積しているハズなんだけどな(´・ω・`)。
米国のようにおかしな右傾化が進むのはほんと勘弁なんですが。そうした少数の極端な声に流されないためにも、「中庸の多数派」を抑える必要があるんですよね。サイレント・マジョリティというやつを。
党内で多様性を許容しつつ意思決定が可能な自民党には何とかその受け皿であり続けて欲しいと、いち経済弱者として願う次第です。