「雑談」とか「駄文」とか掲げておけば免罪される、という訳ではないんですが政治のことを口にし出すと思想が異なる方々からは引かれてしまいかねませんのでね(´・ω・`)。SNS(X)ではまず書かないようにしてますしここでもなるべく淡泊に所感を綴っていこうかとの考えです。
前回の「駄文」では公明党が連立から外れたので他の連立先探しが難航すれば総選挙にならざるを得ないか…との思いだったのですが、思いのほか早く連立、というか協力先を見つけて高市・自民党新政権が発足しました。
いや正直、迷走・難航するんじゃないかなと感じていたのです。これが、公明党が一方的に離脱してくれたおかげ(?)でスムースにまとまった感がありますね。自分は国民あたりが筆頭候補かと思ってたんですが、あそこは支持団体がアレですから絶対与党への参画はできなさそうだな…というのが今回よく分かりました。あくまでもただの野党で、自分たちのパっと見ウケの良さそうな政策を与党にやらせる、というスタンスなんでしょう。である限りは支持は頭打ちですし、むしろ離れるでしょう。今回連立してまともそうな対応が取れれば、また話は変わっていたと思うのですが。
ともあれ「維新の会」という協力先を得られたことで政権は動き出しました。後は選挙でいわゆる「信を問う」、これをこなさなければなりませんが。この支持率なら今のうちにというスケベ心も出かねませんか?
いや準備が必要でしょうし実績を少しでも積み重ねないと、ということもあるでしょうからもう少し先になったかなと思います。次年度予算の成立後、の状況次第ですかね。予算協議の中で安定多数が望まれるような状況が出てくれば、そこが機会となるか節目となるか。
前総裁時の「決まらなさ」「進まなさ」を眺めていたせいか、テキパキとした人事から各方面で物事が転がり始めた感じがしており、やはり党としても機能不全だったな前の体制は。みたいなことも感じます( ˘ω˘ )…
減税周りのことは、正直なとこ「ほんとに今それ必要か?」みたいに感じるのですが…少数与党に転落している以上、合意事項の履行に努めるのはやむなし。代替財源が確保できなければ国債発行とか早速言い出す財務大臣が居てる状況は剣呑ではあるんですけどね。まあ0か1かではなく、どれくらいの規模かを見てからじゃないと評価できないところです。
株や債券(金利)、為替を見ていると、この状況で「積極財政」て正気か? という懸念の方が大きいんですけど。
SNSでは声が大きいのが「積極財政派」に見えるんですがね。そりゃ減税も含めて取られ分が減れば嬉しい、てのはそうだと思いますが。代替財源が「国債」ではちょっと立ちゆかないのが今の日本国債の価値ですからね。為替に如実に表れてます。
「国債刷ればいい」という連中は、どれだけ自分で日本国債買ってるんですかね?
自分で欲しいと思えないものは他人だって欲しくはない訳ですよ(´・ω・`)。
国内の引き受け手だった大手法人だって運用益出そうとすれば日本国債ばかりという訳にもいかない世の中です。日銀がまた買い始めるか? ようやく金融政策を正常化させるべく国債買い入れ量を減らし、金利を上げていこうとしている時に? それを世界の目はどう捉えるか?
「アベノミクス」とか言ってた頃と世界も日本も状況が変わってきていますので、そのへんは見誤らないで欲しいなあと思います。