はこむす新ブログ

司法書士に相談

2025-12-22 15:41:07
2025-12-22 16:21:23
目次

今年も営業日は残りわずかになっています。…マジか(´・ω・`)。

過去のエントリーでも言及した通り、相続に関して早々に動き出しておきたい「兄の失踪宣告」について司法書士さんに電話相談しました。

ちなみに「馴染みの司法書士」さんて居ますか? 普通は居ないですよね(´・ω・`)。せいぜい不動産買ったり売ったりしたときの、登記情報の変更の際に現れて書類を送ってくる程度の存在感です。そのときだって窓口は仲介・売主の不動産屋ですから自分で依頼する機会はなかなかなさそう。元々知り合いの司法書士が居れば直に頼むところでしょうけど、ボクの人生において弁護士や司法書士の知り合いはなかったです。

まず相談先を見つけるところから始めないといけません。

「司法書士」でググると今住んでる場所の周辺や市内にも事務所が点在しているのは分かるんですが…。どこに得手・不得手があるかや、相談・依頼の受付方法とか、そうした情報が出てくることがかなり少ないです。大都市だったらそんなことなさそうなんですけどね。

正直、マップ上に存在していると確認できても「じゃあ、近くのここでいいか」…とはならないものです。病院に行く時もそうですが、事前に下調べをしたいものです。ボクはそういう派です。

しかし。口コミ評判とかみてみたいけど、たいてい口コミ評価は付いてません。

ホームページもありません。電話番号とグーグルマップでの外観くらいしか情報が分かりません。

雰囲気的にまだ営業しているかすら怪しい場合もあります。

今時、どうやって仕事を受けてるんでしょうかねこの方々…('A`)。まあ電話で連絡受けて、そのまま電話相談か、日時決めて改めて事務所内で相談、みたいになるんでしょうかね。

葬儀屋さんが提携してる司法書士さんとか居るのかなと期待もしたんですが、今回対応してくれた葬儀屋にはそういうのはないそうです。葬儀と相続はほぼ不可分ですから商売の入り口として悪くはないと思うんだけどなあ。実際、そういう提携をしてる葬儀屋さんもあるようですしね。

ともあれ、普段まずお世話になることがない「司法書士」さんに相談を持っていくところから地味にハードル高いです(´・ω・`)。しょうがないので失踪宣告の情報を収集すべくググりまくってる中で、「全国からの依頼をこなしてます」「相続専門で慣れておりますのでお安くしています」と謳っていて、ホームページに記載されている情報も実に詳しくこちらが「勉強させてもらった」と思える先生に連絡して相談を受けてもらいました。こういうの大事だと思うんですよね。実際、わざわざ「全国から依頼OK」とか書くまでもないが? って、受ける側にとっては常識なのかもしれませんけど。 頼む側は初めてのことが多いので、その一文があるのとないのとでは全然心理的負担感が違います。

昨日のうちに相談フォームに内容を記載して送付。今日、電話がかかってきて相談となりました。

なるべくこちらの意向を伝えるべく長々と書いて送ったのですが、まあ相談に際しても無駄ではなかったように思います。いくつか追加の質疑を経て、先生からもこちらの方針(失踪宣告)に指摘はないとのことでした。

さらに知見が得られて安心できたのが、「失踪宣告が通れば兄の死亡日が認定されるが、失踪から7年後ということでおそらく今回亡くなった父よりも「前」に死亡日が認定される。→なので、そうなったら兄は父の相続には関与しない。宣告が通った時点で母と自分が兄の相続放棄をすれば、兄の債務の有無は関係なくなる。プラス分もないのだから、これが一番リスクが低い」と教えてもらえたことでした。

なるほど。宣告された日が死亡日ではなくて、「いつを死亡日とするか」を定めて宣告されるものなんですね。死亡日が起算(過去日)になるんだ。

既に死んでいる人は相続人ではありませんから、父の相続も生者で済ませればいいし、あるのかないのかすら分からない兄の負債も宣告後に「相続放棄」してしまえば母も自分も一切無関係にできます。借金を調べ切れるかどうか覚束ないし、調べるのにも人に任せるとお金がかかります。どうしようかなあ…と、思い悩んでいた点だったのです。それがこの流れですと「とりあえず放棄で」が通用します。

もちろん相続放棄にも事務手続きがありますが、このまま同じ司法書士さんに頼んでしまおう…と、思います。

失踪宣告&相続放棄でざっと15〜20万円くらいかかることになりそうですが、それで心配事が消えるなら。いずれ付けねばならない区切りですから今回一気に片付けてしまった方がいいだろうなと思いました。

この記事を書いた人

カフN

趣味でフィギュアを作り始めて早いもので10年以上…。「ワンダーフェスティバル・第28期WSC」に選ばれたこともありました。それも今や昔のものがたり。 自分の人生に見切りを付け、2024年末でサラリーマンも卒業しました。次は人生卒業か…。