
とある「関税○チガイ」を止めるスイッチが判明した以上、これで無茶振りも収まって各国との交渉になっていくでしょう(債権売りをちらつかせながら)、と昨日書いたばっかりですが、なんとその日のうちに中国相手だろうと半導体や製造装置に関する関税は今回の相互関税から除外する、となったそうです。(´・ω・`)
まあこれで半導体関連、特に名指しで「Appleの勝利のために」とか言われてたApple株、他のハイテク系は息を吹き返すんじゃないでしょうかね。Appleは持ってないですがボクもまだハイテク系は塩漬けになったばかりのものがゴロゴロあるので上がるんならまあ助かります。助かりますが… 何なんだこのもんにょりした不条理というか納得のいかなさは。と。
この期に及んであのガイキチ擁護するヤツなんて居ませんよね??
ボクの中では「このじいさんは何にも深い考えはないんだな(´・ω・`)」「かつ病的な嘘つきで嘘を嘘と自覚できないタイプだな」から「ノープラン大統領」「脳なし」を経て「ただのヘタレマン」になってしまいました。
敢えて賞賛するなら「世界の動揺ぶりが気の毒だから軌道修正してくれた大統領はすごい」とかですかね。勘弁してください。つかもうさっさと居なくなれよ。
お前の、この数ヶ月に渡るの全世界・全方位への非礼・傲慢、罵詈雑言の数々…
それはまあ敢えて目を瞑るとしても、どんだけの人間がお前のために資産を消したと思ってんだ('A`;)。そんなことすらあのジジイにはどうでもいいんでしょうけど。いいかげんにしろ。
で…、ここまで税率も対象も理由も要求もイミフになりつつある関税、まだ各国と真面目に交渉していくんですかね? 結局これが残る以上、マーケットの不信感や不安定さは続くとは思うんですけどね。元々勢いのあった半導体系がまた勢いを得る、「センチメントの改善」効果は大きいんじゃないかとも思いますけど。
それにしても普通は「どの分野を伸ばす」「どの製品は他国にしばらく頼る(いずれ国内に持ってくるべく準備する)」「どこを諦める」といった選別は済ませてから関税って設定するんじゃないのかね。
それを、発動してから後付けでやってどうすんだ('A`;)。しかも真っ先に態度を豹変させたのが中国との取引が多い「半導体系」ときたもんだ。子供のけんかみたいな関税率引き上げを一気に(特定分野だけではあるが、インパクトが大きい)ゼロにするとか。中国に(債権売りで)ケツ蹴り上げられて「参りました」とは言えないもんだからApple引き合いに出したんじゃないの? とか穿った見方をしてしまう。
他分野の米国企業からすれば「自分たちだって勝者となるべくコスト低減と調達の最適化を図って各国とのサプライ網を作ってるんだが??」と言いたいでしょうね。なんで半導体だけやねんと。AppleのCEOだけが上手くやったのか? やっぱりさっぱり分かりませんね。
元々、ツッコミどころしかないのにえらく深刻な話、がこうも簡単に発動してしまい、だのにたちまち瓦解していくこの感じ。今後はアレの発言はまともに取り合わなくていいのかな? …とも言い切れないからなあ('A`;)
やはり手持ち資金は米国から距離を置くか他に移すのが安心か。
日本も債権売りちらつかせて蹴り上げてやれ、くらいに思ってしまいますが、まあ我が国は貿易面だけでなく安全保障という面も強く留意が要るので強気一辺倒にはなれない難しさはあるでしょうね。