
いつぞやのエントリで自民党の総裁選に対する私見を書きました。
結果としては想定通りでした。メディア周辺は小泉推しだったようですが、「そうはならんやろ(´・ω・`)」と。とはいえ開票されるまではどうにも「小泉優勢」ばかり聞こえてくるものですから「大丈夫かこれ('A`)」と懸念はしていました。そうならなかったことにひとまず安堵しております。
自民党の総裁選は究極的には選挙で勝てる顔を選ぶ選挙ですから。
ここ最近吹き上がりを見せて○政党あたりを支持してしまう「危うい(自称)保守層」などをつなぎ止める「依り代」的にも、今回はこれしかありえんかったでしょ。
個人的には方向感(やりたいこと)が定まらない石破政権でも、いろいろ言われるほどひどいとは思っておりませんでした(方向感が定まらないのがまさに宰相としては不適ではある、のですが…致命的な失政というほどのものはなかったと思っています)が、それでも選挙で勝てないのが今の「民意」。遠因として菅さんあたりから目立ち始めた「観光立国」政策だかで国外からの旅行者(か、そうでないのかも分からない人たち)の流入過多で不安や不満が煽られ続けていた訳で、ある種アレルギー的な「拒絶反応」が大きな力になってきているなと感じます。政策説明も不十分だと思います。受け容れる体制も準備も不十分だと思います。欧州あたりが先行して混乱に陥った前例をわざわざ踏襲する必要もないのでは…と(´・ω・`)。
そうした拒否反応が一定の数の民意として幅を利かせるようになってしまった訳ですから。
まあ、誰がやってもこの先の連立模索やらで苦労が忍ばれますし、実際に○政党と連立とか気が狂ったことにならないことを祈ります。それだと良識層が確実に自民党から離れてしまうので数を増やすどころではない(断言)。過剰に右側に傾ぐことなく右っぽいことをアピールしつつ、必要な政策を執ればよろしいと思います。
いずれまた解散して民意を問うことになるでしょう。その際には、ここしばらくの左派台頭? により離れていった保守票が再び集まり、再び多数派を形成して安定した政権となることを期待します。
仕事辞めてるような経済的弱者にとっては、まずそれが望みなので(´・ω・`)。
で、株価は上がるだろうなというのも想定はしていましたが、これほど上がるとは思ってないっての('A`;)手持ち分が多少持ち直せばいいかくらいに眺めてたんですが日経の騰がり率ほども上がらないしで持ってる構成が保守的になっていた分恩恵が受けられていませんね。この円安進行と銀行株の下げ、どうも高市政権が成立したら日銀が利上げしなくなるのものと見越してるかのようですが、そこは「そうはならんやろ(´・ω・`)」というのが見立てです。
一連の上昇は思惑だけで値段が付いていくフェーズだからこそですので、乗れなかったからといって今から後追いし始めると悲惨な高値掴みになりかねません。さらにグングン上がっていくかもしれませんが、まあ。自分は今のポジションでひとまず眺めておこうと思います。ある程度「答え合わせ」が進んで下がるものが出たら、という感じで捉えています。
どっちかというと個人的には今は株周りより現金→金へのシフトを静かに、少しずつ。