はこむす新ブログ

人の「強欲」を見た

2025-04-09 11:16:08
2025-04-09 13:37:40
目次

昨日の日経から米国市場の開始を眺めていて、人間の楽観なのか強欲ぶりというのを感じていました。

株式のインデックスは軒並み急上昇しており、自分としては何故こんな状況なのに買いに走れるのか不思議でなりません。人間の見込み・期待の強さってすごいな。恐れをはね除けて掴みにいくんだな、と凄さと怖さ、それに乗れない自分との対比で考えておりました。

米国政権が各国との交渉に前向き? 条件を整えたら関税回避が可能では、との期待?

いや、ないでしょ(´・ω・`;) それが本当に起こり得るとしたらもう投資自体を封印しなきゃ、くらいに思いましたよ。世界中の富・経済を脅迫材料にして一国のみに利が出る「取引」とやらを行おうというのなら、そんなものに投資する価値は(ボクの中には)ありません。頃合いを見て(上がり具合を見計らって)米国資産は全処分かなと思いました。

何より気持ちが許しません。感情で判断するのは愚かなことですが、まあ一人のポンコツの多寡がしれたカネの扱いです。どうせなら少しでも気持ちの良い・投資したくなる向きに託したいと思います。

実際にはフツーに関税は馬鹿げたパーセンテージで発動開始となるようです。期待の剥落とともに株価も急転反落して米国マーケットは続落。途中までは「売るのは一日待った方が良かったかな」まで思いましたが今日は為替も一段の円高でさらに減価要素マシマシ。やはり月曜締めで売った方がマシだったか…、というオチのようです。しかし今日の日経は下げたとはいえ案外粘着気味に値を残しているので、いったんの悪材料は織り込んでの様子見ということですか? なんだかんだでもうだいぶ下げてはきましたからね。

差し当たって、報復関税を課さない限りは日株が米株以上に下げ続けるというのは妙なので、あとは「当の交渉相手が交渉にならない交渉」がいつ決着するのか、ですか…。たぶん米国国内からもバッシングが高まらないと無理じゃないかなと思うので時間かかりそうな気がしております。その間株価がズル剥けになっても不思議はないです。また、各国は交渉してなんとかマイルドにしようと努力するでしょうが、中国の方は張り合う姿勢を崩していませんから報復関税合戦に陥りそう。それだけ取っても米国経済は傷むリスクが非常に大きくなっているのでは、と考えます。

不本意な利益確定でまた徴税を受ける状態になってしまいました('A`;)。自分的には先のSOXLでガッツリ損出ししたからかなりマージンあったハズなんですが……。いやしかし正直なとこ もうそれもヨシとしていくしかないですね。向こう数年で売るかもしれない資産を、含み益から含み損に転落してさらにそれがマシマシになる中で抱え続けるのはしんどいです。今回の下落でも売らなくて済むのは本当にコツコツと時間を味方にして投資原価の何倍も利益が出ている人たち。せいぜい始めて数年の自分では許容度が段違いです。

手持ち株式・投信ははだいぶ含み損状態に落ちましたので(苦笑…) あとは塩漬け&コツコツNISA枠積立でいきます。これらに手を出さざるを得なくなるのはずっと先のハズ、ですが、その頃までにはプラスになってたらいいなあ。

この記事を書いた人

カフN

趣味でフィギュアを作り始めて早いもので10年以上…。「ワンダーフェスティバル・第28期WSC」に選ばれたこともありました。それも今や昔のものがたり。 自分の人生に見切りを付け、2024年末でサラリーマンも卒業しました。次は人生卒業か…。